こんにちは、旅ウサギです。
突然ですが、みなさん「青春18きっぷ」を使って旅行したことはありますか? 「JRの普通電車が乗り放題になる超お得な切符」として有名ですよね。
今回、私が挑戦してきたのは…… 「大阪から青春18きっぷを使って、2泊3日で北陸3県(富山・石川・福井)をぐるっと一周制覇する旅」です。勢いで飛び出してみたのは良かったのですが……
「楽しかったけど、正気の沙汰じゃないレベルで大変だった」です(笑)。
絶景・温泉・ご当地グルメが最高でめちゃくちゃ楽しかった……のですが、正直に言います。
結論として、「北陸新幹線が敦賀まで延伸した今の北陸を、青春18きっぷだけで巡るのはかなり大変」でした(笑)。
この記事では、僕が実際に走破した2泊3日のモデルルート、かかった総額費用、そして「なぜ今の北陸青春18きっぷ旅は難易度MAXなのか」という注意点をわかりやすくまとめました!
各日程の詳しいドタバタ旅行記(前編・中編・後編)へのリンクも用意しているので、これから北陸旅を計画している方はぜひ参考にしてみてください!
そもそも青春18きっぷとは?
「青春」なんて名前がついていますが、実は年齢制限は一切なく、大人でも買うことができる、JR全線の普通・快速電車が乗り放題になる超お得な切符です。
- 基本ルール:全国のJRの「普通列車・快速列車」の普通車自由席が乗り放題。
- 注意点:新幹線や特急電車には乗れません。また、切符自体が販売されている時期が決まっている。
また、青春18きっぷは3日間と、5日間用が用意されており、それぞれ利用始めから連続で利用しないといけません。例えば、7/15日から3日用の青春18きっぷを購入した場合、7/15-17の3日間しか有効ではありません。以下参考情報です。
| 販売期間 | 2026年2月13日~2026年4月8日 2026年7月3日~2026年9月6日 2026年11月27日~2027年1月9日 ※日付は2026年の情報です。毎年、春期・夏期・冬期で発売されています。3日用と5日用で期間は異なります。 |
| 利用期間 | 2026年3月1日~2026年4月10日 2026年7月18日~2026年9月8日 2026年12月11日~2027年1月11日 ※日付は2026年の情報です。 |
| 値段 | 3日用:10,000円 5日用:12,050円 ※1人で利用する場合に限り複数人での利用はできません。 |
| 対象となる列車 | 乗れる:全国のJR線の普通列車・快速列車(普通車自由席)、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリー 乗れない:新幹線、特急、急行、私鉄・第三セクター(※一部特例を除く) |
| 年齢制限 | 年齢制限はありません。大人、子供で値段は同じです。 |
| 購入場所 | JRの主要駅の「指定席券売機」「みどりの窓口」、主な旅行会社など |
「格安でどこまでも行ける!」というロマンの塊みたいな切符なのですが、これが今の北陸エリアにおいては一筋縄ではいかない大クセ切符に変貌しているんです……。
参考にしたサイトはこちらです。

今回の旅の概要(日程・費用・難易度)
まずは「今回の旅がどんなスケジュールで、いくらかかったのか」の全体像からどうぞ!
- 日程:2泊3日(大阪発着)
- 移動手段:青春18きっぷ(+一部、第三セクター鉄道(いわゆる私鉄))
- 巡った都道府県:大阪 ➔ 滋賀 ➔ 岐阜 ➔ 富山 ➔ 石川 ➔ 福井 ➔ 大阪(計6府県、厳密には京都府も通過しています。)
- 難易度:★★★★★(★5つ!時刻表との戦いです)
💰 旅費のざっくり合計(1人あたり)
- 交通費:青春18きっぷ(3日間用 10,000円)+ 三セク追加運賃(4,610円)
- 宿泊費:約12,000円(富山・福井のビジネスホテル2泊)
- 食費・観光費:約20,000円(駅弁、お寿司、海鮮丼、食べ歩き、浜焼きなど)
- 合計:約46,610円!
2泊3日の北陸3県ハシゴ旅としては、青春18きっぷのおかげで交通費を激小に抑えられたので、かなりリーズナブルに収まりました!原則は青春18きっぷをフルで活用して移動費を可能な限り最小に抑えたルート設計です。
2泊3日・北陸3県周遊ルート(ダイジェスト)
僕が今回実際に移動した「高山本線からぐるっと北陸に入る大迂回ルート」です。こちらルートの参考図形を載せておきます。左が北陸主要都市を通る第3セク(私鉄)で、右図は岐阜から富山にかけてのJR路線図です。


【1日目・前編】岐阜・高山本線を行く!山越えで富山へ
- ルート:大阪 ➔ 米原 ➔ 岐阜 ➔ 美濃太田 ➔ 高山 ➔ 猪谷 ➔ 富山
実は大阪から青春18切符だけで北陸に行くには富山県しか行けません。そのためあえて福井や金沢に直行せず、岐阜を経由して高山本線の列車に揺られるルートで富山県に向かいました。飛騨川の絶景を眺め、飛騨名物の飛騨牛の駅弁や、味噌カツに舌鼓しつつも、途中長時間電車に揺られて県境の猪谷駅では名物の乗り換え時間2分を体験して、10時間以上かけ夜には無事富山に到着して「富山名産の海鮮料理」を堪能しました。

👉 【前編】青春18きっぷ北陸旅:大阪から高山本線を経由して山越えで富山へ!

【2日目・中編】金沢の美と能登の風!加賀温泉&福井へ
- ルート:富山 ➔ 金沢 ➔ 七尾 ➔ 金沢 ➔ 加賀温泉 ➔ 福井
始発で富山から金沢へ移動し、金沢で主要観光地をまわり、JRとして残る「七尾線」に乗って能登方面へ。金沢へ戻ってからそのまま加賀温泉で日帰り湯を満喫して、夜に福井へ入り、巨大な恐竜モニュメントを堪能する盛りだくさんな1日です。しかし、疲労はピークをむかえていました。青春18きっぷで北陸へ行くのが難易度が高い理由が詰まっています。

👉 【中編】青春18きっぷ旅:富山〜金沢〜七尾〜加賀温泉〜福井!石川の王道観光と浜焼き

【3日目・後編】敦賀散策から関西へ帰還!
- ルート:福井 ➔ 敦賀 ➔ 大阪
最終日は福井から南下して港町・敦賀へ。延伸された北陸新幹線の末端駅を横目に気比そばを堪能しながらJRの電車を待ち、新快速に乗って琵琶湖を眺めながら無事大阪へ。

👉 【後編】青春18きっぷ北陸旅:大阪帰還!&今の青春18きっぷ北陸旅は「難易度MAX」な理由

⚠️ 【超重要】青春18きっぷで北陸に行く前に知っておくべき「3つの罠」
「安く行けるなら最高じゃん!」と思った人はちょっと待ってください。 今の北陸エリアは、最高レベルで「青春18きっぷ旅行者に厳しい環境」になっています。
絶対に抑えておくべきポイントは以下の3つです。
1. 新幹線延伸で「第三セクター」だらけになった
これが最大の罠です。北陸新幹線が延伸したことで、かつてのJR北陸本線(敦賀〜金沢〜富山など)は、「ハピラインふくい」「IRいしかわ鉄道」「あいの風とやま鉄道」という別の私鉄会社(第三セクター)に移管されました。
青春18きっぷは「JRの切符」なので、これらの三セク区間は原則使えません。 (※一部、JR孤立路線へ抜けるための「通過特例」もありますが、ルールが超複雑です)。何も知らずに乗ると改札で大量の追加運賃を払うことになるので注意が必要です。
2. 電車の接続(乗り継ぎ)と「本数の少なさ」
JRと三セク、路線によっては乗り換えの待ち時間や、1区間の電車の時間が長くなる傾向があります。特に山間部や県境付近は本数が少ないため、1本逃すと1〜2時間平気で足止めを食らいます。綿密なダイヤチェックが必須です。私はジョルダンの青春18きっぷ検索をメインで活用して調べました。
3. 単純に拘束時間が長い
普段は北陸新幹線や特急で移動する区間を普通電車だけを乗り継ぐため、シンプルに移動時間が半端ではありません。シートも硬いロングシートが多いため、長時間の乗車で後半になればなるほど体力が削られます。
まとめ:事前準備さえすれば「達成感のある冒険」になる!
青春18きっぷで行く北陸旅行に着いて概要をまとめました。 ぶっちゃけて言うと、「快適に楽して観光したい人」にはまったくおすすめしません(そう言う人たちは、おとなしく特急サンダーバードや北陸新幹線を使いましょう!)。
ですが、
- 「時刻表と睨めっこしながらルートを攻略するのが好き」
- 「ローカル線の車窓や途中下車の旅を味わいたい」
- 「乗り切った時の達成感を味わいたい」
という旅好き・鉄道好きにとっては、ルールや乗り継ぎさえしっかり予習しておけば、格安で最高の思い出が作れると思います。何せ時間がかかるので現地でガシガシ観光するというより、車窓を眺めながら心を落ち着かせる電車旅のようなコンセプトなら1人旅等であればぴったりですね。
まずは旅のスタート、絶景の高山本線を抜ける「1日目のリアルな体験記」からぜひチェックしてみてください!
👉 【次の記事を読む】 【前編】青春18きっぷ北陸旅:大阪から高山本線を経由して山越えで富山へ!
【中編】青春18きっぷ北陸旅:富山〜金沢〜七尾〜加賀温泉〜福井!石川の王道観光と浜焼き

【後編】青春18きっぷ北陸旅:大阪帰還!&今の青春18きっぷ北陸旅は「難易度MAX」な理由

【インターコンチネンタル】IHGプラチナエリート特典徹底解説



コメント