はじめに
こんにちは旅ウサギです。
世界で一番有名な観光地と言っても過言ではないイタリア、ベルチアにある唯一のヒルトンホテルに泊まってきたので紹介します。円安の影響で海外旅行にはベストとは言いづらいご時世ですが、ダイヤモンドステータスを駆使しながらかなり割安に宿泊できましたのでぜひ最後までご覧ください!
まずは実際の宿泊情報を以下にまとめています。
滞在日 | 2024年5月平日 |
ステータス | ヒルトンダイヤモンド |
予約カテゴリー | 有償予約 |
価格 | 2泊で約500ユーロ |
ベネチアにあるヒルトン系列ホテルについて
現在ベネチア近郊には3つのヒルトン系列ホテルがあります。
しかし、よく写真で見るベネチア島にあるヒルトンは今回ご紹介するヒルトンホテルのみです。残りの2つ(ヒルトンガーデンインとタペストリーバイヒルトン)はベネチア島から橋を渡った先にあるメストレという街にあるため、本島からはやや距離があります。
価格はメストレの方が安いので予算次第でホテルの立地を考えてみてください。
Hilton Molino Stucky Veniceへのアクセス
ベネチア観光の中心をサンマルコ広場した場合、ヒルトンホテルは別の島にあります。そのため次のいずれかでのアクセスが必要です。
ヒルトンホテルのシャトルサービス
価格は、1滞在につき1人15ユーロです。
ホテルとサンマルコ広場・ザッテレを結ぶ専用シャトルですが本数がそこまで多くありません。
公共の水上バス(ヴァポレット)
価格は、路線によって異なりますが乗り放題パスの適用も可能です。
ベネチアに滞在する多くの方が公共水上バスの乗り放題チケットを購入すると思いますし、本数も割とあります。よほど急いでいる等でなければこの路線だけで十分に感じました。
チャターボート
今回は利用していませんが、割高でも空港に直接行きたい場合などはいいかもしれません。
フロント
もともとは製粉工場だったのをリノベーションしてできたホテルなのであちこちにその面影があります。
ベネチア自体が古い建物が多い街なので、当時の壁などを生かしながら作られているホテルの雰囲気はまるでタイムスリップしたような感覚になります。
フロントロビーではピアノの生演奏もあり、落ち着いた照明とマッチして優雅な空間でした。14時頃に到着しましたがすぐにチェックインすることができて、非常に助かりました。
ロビーに置いてあったこのフレグランスすごく良い匂いがしてお気に入りだったのですが、日本では未発売みたいです…(どこで買えるのかスタッフに聞いておけばよかったと後悔しています笑)
ルームカテゴリー
Hilton Molino Stucky Veniceには次のカテゴリーの部屋があります。
- ヒルトンゲストルーム(ツイン.キング) ←予約した部屋
- スーペリアルーム(ツイン.キング.クイーン)
- デラックスルーム(ツイン.キング)
- デラックスルームwith View(ツイン.キング)
- エグゼクティブルーム(ツイン.キング)
- エグゼクティブルームwith View(ツイン.キング)
- ジュニアスイート
- ファミリースイート
- エグゼクティブスイート
- エグゼクティブスイート with View ←アサインされた部屋
- タワースイート with View
- プレジデンシャルスイート
※with Viewとある部屋がベネチアの街並みが見える部屋です。ベネチア本島の向かいにある島なので景観は抜群に良いです。
まさかの超絶アップグレードでした!
そもそもダイヤモンドのアップグレードってジュニアスイートまでの認識だったのですがホテルによってはかなり柔軟にしていただけるようですね。間違いなく過去にないほどのアップグレードでした。
ルームツアー
入り口を入り、左手側にあるのがリビングです。広々していて、窓からはベネチアの景色が一望できます。
天井が古い建物のままです、当時についた傷もそのままで歴史を感じます。
床をアッシュ系の木材にすることによって天井面に目線が行く考えられた配色ですよね。
テレビはありますがイタリア語のみ(?)で見なかったです笑
続いて右手、ベッドルームです。キングベッドが1つのシンプルな部屋ですが、目の前の窓からはベネチアビューです。
5月で気温もちょうど良く窓を開けていると風に乗って遠くの喧騒が聴こえてくるなんとも贅沢な時間を味わえます。
流石に当時のものではないでしょうがシャンデリアもノスタルジックでいいアクセントになっています。
最後にバスルームです。バスタブ付きですがやや浅めなので浸かる想定ではないと思います。
バスタブ横にモザイクタイルのシャワールームもあります。
その他、洗面台とイタリア式トイレです。アメニティはヒルトンおなじみクラブツリーボトルタイプです。
もう50回くらい言ってますがシャンプーの洗浄力が強くトリートメントをしっかり使用しないとキシキシになります。気になる方は日本から持っていきましょう。
歯ブラシや髭剃りの備え付けアメニティーはありません。欧米はもうしょうがないと割り切っています。
清掃の方のミスかもしれませんがドライヤーもありませんでした。フロントに伝えたら持ってきてくれたので問題はありませんでしたが、これがデフォルトならちょっと困りますね…
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブルーム宿泊者またはヒルトンダイヤモンド会員が利用できます。
ドリンクとナッツが常時あり、カクテルタイムにはチーズや乾き物もありました。
利用者の割に席数は少なくカクテルタイムの時は満席でした。食べ物は普通ですが、街中で買うとペットボトルが500円近くするので、水やドリンクが常時あるのは助かりました。
ダイニング
今回は利用しませんでしたが、屋外で夜景を楽しめるスカイラインルーフトップバーやフルコース対応のレストラン(AROMI)もあります。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
朝食
営業時間 | 7時〜10時30分 |
レストラン『イル・モリーノ』で食べることができます。
ダイニングエリアとビュッフェのエリアが部屋で分かれている面白い間取りでした。
品数はヒルトンとしては一般的ですがイタリアらしいハムやウッドボールの中でチーズと合わせて作るパスタなどもあり満足度は高いです。
プール・フィットネス
24時間のジムがあります。
屋上にプールもあるようですが夏季のみの営業のようで、宿泊時にはやっていませんでした。
まとめ
いかがでしょうか?今回はHilton Molino Stucky Veniceに2泊宿泊しましたが、観光にもちょうど良く、アップグレードのおかげもあり大満足な滞在でした。
実はチェックアウトの際にメールで請求書が送られてくるのですが請求額が2500ユーロ(40万超え)になっているミスがありました。驚いてすぐホテルにメールしたらすぐに訂正してくれました。対応の速さはありがたいですが、メールを確認していなかったらどうなっていたことやら‥
今回はもともと登録していたカードへの請求だったのでフロントでサインはなかったのですが、海外ではこういう請求書はちゃんとみないとダメですね。
とはいえ、一番安い部屋の予約にも関わらず2500ユーロもする部屋にアップグレードしてもらえていたなんてありがたいなぁなんて呑気に考えてしまいました。
ベネチアを訪問される際は自信を持っておすすめできねホテルです!
機会があればぜひ訪問してみてください、それでは良い旅を!
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