【宿泊記】奥入瀬渓流ホテル(苔スイート) 宿泊レビュー【青山】

ホテルレビュー

こんにちは、旅ウサギです。

はじめに

今回は何かと話題の星野リゾートが手掛ける奥入瀬渓流ホテルに行ってきたのでレビューします。

西日本住みからしたら関東以北に行くとしても北海道が多く、東北はなかなか行く機会が少ないためイメージが薄かったのですが、国立公園×星野リゾートということもありとても良いホテルでした。 ぜひ最後までご覧ください。

アクセス

最寄り空港は三沢空港で車で1時間程度です。

青森は青森空港と三沢空港の2つがあり、青森空港の方が便数は多いですがやや遠いため、奥入瀬渓流メインの方は三沢空港利用の方がアクセスは良いです。

三沢空港・青森空港・三沢駅からシャトルもありますが今回は周辺観光もしたかったためレンタカーを利用しました。

レンタカー会社の方は「雪の季節は地元の人でも奥入瀬まで車で行くのは怖い。」と言っていたので、レンタカーは夏季限定と思った方が良さそうです。

また夏季の一部期間は奥入瀬渓流周辺がマイカー規制されるので注意が必要です。その場合はシャトルバスを検討しましょう。

シャトルバスは季節によって変わるため公式ページから確認できます。

ルームツアー

今回は1日1室限定の苔スイートルームでした。

部屋のあちこちに本物の苔が散りばめられており、実際に触ってもokとのことでした。

奥入瀬渓流エリアは国立公園のため、別の場所から採取した苔かと思いますが木のオブジェや壁紙のおかげででまるで渓流の自然の中にいるような気分にさせてくれるお部屋でした。

リビングエリアと同じ空間にツインベッドルームがあります。(扉を閉めればリビングエリアと分けられるのも使い勝手がいいですね。)

メインリビング

メインのベッドルーム。こちらもツイン仕様です。

苔スイートルームには半露天風呂の温泉がついておりこれがかなり大きいです。

一人なら足を伸ばしてゆっくり入れるサイズで、子供連れの場合は余裕を持って一緒に入ることができるサイズなのはさすが星野リゾートですね。

半露天風呂と書きましたが、屋内テラスのようになっており窓を開けることによって外とつながる仕組みです。テラスエリア専用のエアコンも完備されているためどの季節でも快適に利用することができます。

テラスエリアはリビングに隣接した作りですが、上手くゾーン分けれておりリビングからお風呂は見えないなどよく考えられた間取りでした。

お風呂に隣接してシャワールーム、その横に洗面があります。

バスローブやタオル類も苔色です。

洗面にはスリッパ、歯ブラシ、コーム等の基本アメニティに加えクレンジング、化粧水、乳液とスキンケアも完備されています。日系ホテルはこの辺の気遣いが嬉しいですね。

ハンドソープは奥入瀬渓流の名前が入っていますが熊本県阿蘇の会社のものでした。まさかの九州産で驚きながらも使い心地や匂いはお部屋の雰囲気と合っておりとても良かったです。

冷蔵庫の中には水、炭酸水に加え青森らしいリンゴジュース、地場のビール、シャンパンまでありました。全て部屋料金に含まれているとのことで、安くない料金を払ってるとはいえありがたいです。リンゴジュースは道の駅で同じものが販売されており1本1000円程度のものでした。

夕食

夕食つきのプランの夕食は1階の青森りんごキッチンでビュッフェスタイルです。予約画面から時間指定ができるので予定で決まっている場合は予約した方がスムーズに入店できます。

入り口にはレストランのテーマでもあるりんごがたくさん。この中に1つ本物があるのだとか。

青森らしく、りんごを使った数々やサーモン、自分で作る海鮮丼など種類も豊富でした。

自分でソフトクリームを乗せるりんごパイなど遊び心もあります。

夕食なしのプランを選んだ場合は別料金で施設内のフレンチレストランを利用することができるので二日以上滞在される方は検討してみてもいいかもしれません。

ただ、ビュッフェといっても同じ星の系列の青森屋と比べてレストランは落ち着いており、幅広い年齢層の方が利用していた印象です。1泊の場合はりんごキッチンで十分満足できると感じました。星野リゾートのビュッフェは色々と言われがちな印象ですが十分満足できる味でした。

朝食

基本、夕食同じ青森りんごキッチンで食べることができます。

今回は苔スイート宿泊のためインルームダイニングが利用できました。

この朝食、存在は知っていたのですが期間限定だと思っていたらいつでもしてるんですかね?

チェックインの時に時間を指定してその時間に持ってきていただけます。

苔をイメージした料理の各種でサーモンブレッド、卵グラタン(?)、バジルスープ、ヨーグルト等でした。どれも味は美味しいですがスープだけはやや塩辛いかなと感じました。

飲み物もリンゴジュース、コーヒー、牛乳まで十分すぎる量を持ってきてもらえます。

ビュッフェもいいけどせっかくいい部屋なので、リビングでのんびり食べるのも贅沢なひと時でいいものですね。

温泉

撮影禁止のため写真はありませんが、内湯と露天風呂があります。ホームページなんかでは大きく見えますが意外とこじんまりしています。

備え付けのタオルはないので部屋にある館内着とタオルを持って向かいましょう。

内湯は熱湯とぬる湯の二つのみです。サウナはありません。

露天風呂は「冬はここに氷瀑ができるんだろうな」という壁がなんとなく気になりましたが、渓流の眺めながら川の音を聞くことができる贅沢な露天風呂です。

↑は部屋風呂からの眺め

個人的にはサウナと露天エリアにととのいペースがあれば文句なしですが望みすぎですね笑

夕食後に行きましたが混雑もしておらず快適に利用できました。

その他施設

奥入瀬渓流ホテルはフロントがある東館(メイン棟)と西館に分かれており、2階部分で連絡通路で繋がっています。

建物の作り的に2階となっていますが実際はグランドフロアという扱いのため広めの連絡通路があります。その連絡通路の途中に温泉やスパ、お土産屋、アクティビティセンターがある作りとなっています。

レンタカーがない場合自力でできるのは、夏の渓流散策くらいではないでしょうか。

渓流散策もホテルから十和田湖まで全て歩くと往復6時間弱かかるため実際は名所が多い場所まで無料のシャトルを利用する方がほとんどのようでした。

もしくは公式の季節に合わせた様々なアクティビティがあるため、それを利用するのがベストです。

これらのアクティビティはアクティビティセンターが集合場所になるのですが部屋からやや距離があるため事前に場所を確認しておくと安心ですね。

今回は渓流ウォークに参加してみましたが、ガイドの人が丁寧に説明してくれて自分で歩くのとはまた違った歩き方ができました。途中ルーペを貸してくれたり渓流の成り立ちや植生の説明などもしていただけます。

↑ガイドの方の説明を聞きながらこのような場所のすぐ横を散策できます。

歩く範囲は奥入瀬渓流の中の見どころの多い一部の区間なのですが十分満足度は高かったです。

アクティビティセンターの横には苔玉、ひょうたんランプ作りの体験ブースや販売もありました。

まとめ

いかがでしたか。

奥入瀬渓流は正直アクセスがいいとは言いづらい場所にあるため気軽に行くことは難しいと思います。

ただ今回は1泊でもゆっくり2泊してものんびり楽しめるのではないかなと感じられる場所でした。

渓流散策は圧倒的に夏(というか雪のないシーズン)が一番ですが、冬は冬で氷瀑を見たり、ツアーバスに乗ったりとオールシーズン楽しめる施設だと思います。

ぜひのんびりとした予定を立てて日本の誇る大自然を満喫してみてください。

それでは良い旅を!

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