はじめに
こんにちは、旅ウサギ(X)です。
インターコンチネンタルホテル・ホテルインディゴ・クラウンプラザ・ホリデイイン等を展開しているIHGにおいて、会員プログラムのプラチナエリートについて今回紹介していきます。
通常は1年間に40泊 or 60,000ポイントの獲得が必要であり、入会にはかなりハードルが高いですが、年会費200ドル(2024年10月2日より年会費225ドルへ変更となります。)か40,000 IHGポイントでインターコンチネンタルアンバサダーに入会することでプラチナエリートになることができます。
IHGアンバサダーに関する詳細はこちらにまとめておりますので、あわせてご覧ください。
・そもそもエリート会員には、何があり、なるための条件は何か?
・特典はおすすめなのか?
・メリットデメリットを知りたい!
上記の疑問を抱えている人やIHGアンバサダーになることを検討している人の悩み解決になればと思い、本ページで徹底解説いたします。
IHGのホテルブランド
まず、IHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)について説明します。
IHGはイギリスに本部を置く多国籍ホテルチェーンです。世界100カ国以上で、インターコンチネンタル、ホリデイ・イン、クラウンプラザなど複数のブランドで5,900軒以上のホテルを運営しており、総部屋数が世界最多のホテル運営会社です。ほとんどのホテルが独立して所有、運営しています。
IHGのホテルブランドの説明をします。
ホテルブランドはそれぞれ、「ラグジュアリー&ライフスタイルコレクション」、「プレミアムコレクション」、「エッセンシャルコレクション」、「スイーツコレクション」とカテゴリに分けられておりまして、それぞれのカテゴリに該当のホテルブランドがあります。
・IHG公式ページはこちらから参照ください。公式ページ
ラグジュアリー&ライフスタイルコレクション
- シックスセンシズ・ホテルズ・リゾーツ・スパ
- リージェント・ホテルズ&リゾーツ
- インターコンチネンタル・ホテルズ&リゾーツ(InterContinental Hotels & Resorts)
- キンプトン・ホテルズ&レストランツ
- ホテル・インディゴ
- ヴィニェット・コレクション(Vignette Collection)
プレミアムコレクション
- vocoホテルズ
- HUALUXE ホテルズ&リゾーツ
- クラウンプラザ・ホテルズ&リゾーツ(Crowne Plaza Hotels & Resorts)
- EVENホテルズ (EVEN Hotels)
エッセンシャルコレクション
- ホリデイ・イン エクスプレス(Holiday Inn Express)
- ホリデイ・イン・ホテルズ&リゾーツ(Holiday Inn Hotels & Resorts)
- avidホテルズ(avid hotels)
スイーツコレクション
- Atwellスイーツ
- ステイブリッジ・スイーツ(Staybridge Suites)
- キャンドルウッド・スイーツ(Candlewood Suites)
- ホリデイ・イン・クラブ・バケーションズ(Holiday Inn Club Vacations)
IHG会員ステータスの獲得条件
通常は1年間で40泊または、60,000ポイントの獲得が必要になり、かなりハードルが高いです。
ただ裏技があり、200ドルの支払いor40,000IHGポイントのIHGアンバサダーに入会するだけで、IHGプラチナエリートを得ることができます。
IHGエリート会員の会員特典
もちろん会員ステータスによって受けられるサービスや特典が異なり、上級ステータスになればなるほどサービスが充実する形になります。
詳しくは公式サイトのページを参照いただければと思いますが、簡単に有用な特典について以下表にまとめています。
メリット | クラブ | シルバーエリート | ゴールドエリート | プラチナエリート | ダイヤモンドエリート | |
ポイント | ボーナスポイントの獲得 | 20% | 40% | 60% | 100% | |
獲得したポイントで無料宿泊特典の利用 | ● | ● | ● | ● | ● | |
エリート会員はポイント無期限有効 | ● | ● | ● | ● | ||
限定特典 | 会員料金での利用可能 | ● | ● | ● | ● | ● |
無料宿泊特典割引(対象ホテルの無料宿泊特典でプロモーション割引を利用可能) | ● | ● | ||||
ハーツGoldプラス・リワーズFive Star®ステータスへのアップグレード | ● | |||||
ホテル特典 | 客室保証 | ● | ● | |||
無料アップグレード(客室状況による) | ● | ● | ||||
チェックイン時のウェルカムアメニティ | ● | ● | ||||
アーリーチェックイン | ● | ● | ||||
レイトチェックイン | PM2時 | PM2時 |
私は、この中でプラチナエリート会員になっております。
IHGプラチナエリートの会員特典
IHGプラチナエリートになると、客室のアップグレードや、ウェルカムアメニティ(IHGポイントか飲み物)、アーリーチェックイン・レイトチェックアウト(宿泊状況によって異なる)、60%のボーナスポイントが主なメリットです。
ただ、無料で朝食がついておらず追加料金が必要です。
IHGホテルのプラチナエリートと同等の階級に当たるヒルトンホテルのステータスがヒルトンゴールドランクなのですが、そこには朝食がついていることを考えると、マイナスの面で差別化されている項目かと思います。
ここからは各特典に対して詳しく見ていきます。
客室のアップグレード
有名ホテルチェーンではよくありますが、予約した客室よりもより条件のいい客室へアップグレードしてくれるサービスです。原則1段階でのアップグレードになります。
予約した客室より
- 高層階
- 角部屋
- 改装後の客室
- 好条件な眺望が楽しめる客室
などにアップグレードできます。
もちろん、宿泊日の宿泊状況によって変化いたしますのでご注意ください。
ウェルカムアメニティ
宿泊の際に、ポイントかウェルカムアメニティとしてドリンクサービス券を貰うことができます。
私個人的にはドリンクサービス券をもらって、そのホテルの飲み物を味わうようにしています。
優先レイトチェックアウト
各ホテルや、その時の入室状況によって異なりますが、空室があり限り最大14時までのレイトチェックアウトが可能です。
私が以前利用した際は混んでいたこともあり13時までのチェックアウトでしたが、それでもかなり遅い時間ですよね。
旅行先ではつい、早い時間から行動したくなりますが、昼過ぎまでゆっくりできるというのは、特に子連れにはおすすめなのではないでしょうか。
ホテルにチェックアウトせず、朝・昼ご飯を食べに行ったり、ホテルに戻ってプールに行ったりできるので、観光スケジュールに合わせて臨機応変に対応できます。
プライオリティチェックイン
ゴールドエリート以上であれば、専用のチェックインレーンでチェックインが可能です。
またチェックインの時間もホテルによって異ななりますが、アーリーチェックインも可能です。
会員専用料金
IHGの公式サイトやアプリ、IHGの予約センター、IHGブランドのフロントデスクのいずれかを利用して予約した時、最安になります。
最低価格を保証しているため、上記方法を利用して会員になることで最安値での宿泊が可能です。
客室保証
到着後に万が一、客室を利用できない場合には、近くの同等クラスのホテルの客室およびホテルまでの送迎のサービスがあります。
また、予約のホテルが1泊目の宿泊料金(税込み)をIHGが負担して、さらに前払いのデポジット(預かり金)はすべて返金となります。
少し手間は増えますが、何か問題があっても保証があるのはうれしいですね。
ボーナスポイント
通常はホテル支払い1USドルに対して10ポイントもらえますが、各エリート会員別にプラスのボーナスポイントがもらえます。
プラチナエリート会員では、追加で60%分貰うことができます。
例えば、ホテル支払い200USドルであったとすると、通常では2,000ポイントもらえますが、ボーナスで60%分の1,200ポイントも貰うことができるため、合計3,200ポイントを貰うことができます。
無料インターネット接続
会員になると無料インターネット接続が可能です。最近では、当たり前のように感じますが、海外や高級ホテルではインターネット接続が有料サービスのところもあります。
無料宿泊特典の利用は除外日なし
まず、無料宿泊特典とは、ポイントを使ってお得に宿泊ができることを言います。詳しくはこちらをご確認ください。
こちらの無料宿泊特典について、除外日なしでいつでも利用することができます。夏休みやお盆などの季節上混むタイミングでしか休みが取れない方にもおすすめの特典ですね。
無料宿泊特典の宿泊にもエリートステータス獲得に必要な宿泊数にカウント
こちらの無料宿泊特典でも1泊とカウントされます。マリオットやヒルトンにはないサービスのため差別化ポイントの1つになります。
ウィークエンド無料宿泊特典 ※IHGアンバサダー特典
金曜+土曜、または、土曜+日曜の2泊で宿泊すると、2泊目が無料になるサービスです。
こちらはIHG限定で、1回まで利用することができます。
また、この特典はプラチナエリート会員の特典ではなくアンバサダーとしての特典ですので注意ください。
まとめ
私もそうですが、200USドルを払うだけでIHGアンバサダーになることができ、IHGグループの上から2つ目のエリート会員であるプラチナ会員もついてくるので、入会ハードルが低い割にお得度は高いです。(朝食がつかなかったり、アップグレードが渋めではありますが・・・)
マリオットやヒルトンと同様の特典もあり、入会金もなく年会費だけで1年間お試しでも慣れるという点でも参入ハードルが高くないので、体験で利用してみる価値はあると思います。
ただ、ヒルトンと、マリオットと違い、朝食無料サービスやラウンジ無料の特典は一切ないため、利用者によってはマイナスに感じることもあると思います。
私のスタイルでは、年に2~4回程度の利用頻度ということもあり、うまくアンバサダー特典を活用できないこともあるので継続するか悩んでいるところであります。
皆様からもコメントや、おすすめなどありましたら教えていただけると幸いです。
IHGの宿泊記は以下からご確認下さい。
・【宿泊記】自然と調和する木のホテル!ホテルインディゴ軽井沢ホテル徹底レビュー
・【2023年最新】インターコンチネンタル クアラルンプールのホテル徹底レビュー-宿泊記
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