こんにちは、旅ウサギです。
はじめに
私は現在インナーコンチネンタル(以下IHG)のプラチナエリートステータスなのですが、それとは別にIHGアンバサダーというものもあります。 と言うのも、私がIHGプラチナエリートステータスでいるのも、このIHGアンバサダーだからなのです。
今回はIHGアンバサダーについて、IHGプラチナエリートステータスとの違いにも触れながら解説していきます。
IHGプラチナエリートについては、こちらの記事で解説しておりますので、合わせてご覧ください。
IHGとは?
IHGとは、InterContinental Hotels & Resortsの略で、イギリスに本部を構える世界最大級のホテルチェーングループです。世界100カ国以上で、インターコンチネンタル、ホリデイ・イン、クラウンプラザなど複数のブランドで5,900軒以上のホテルを運営しており、総部屋数が世界最多のホテル運営会社です。ほとんどのホテルが独立して所有、運営しています。
IHGのホテルブランドについて簡単に説明します。
ホテルブランドはそれぞれ、「ラグジュアリー&ライフスタイルコレクション」、「プレミアムコレクション」、「エッセンシャルコレクション」、「スイーツコレクション」とカテゴリに分けられておりまして、それぞれのカテゴリに該当のホテルブランドがあります。
IHGのホテルブランド
先ほど説明した各カテゴリーに該当するホテルブランドがあります。代表的なものを以下紹介していきます。
例えばとして、各カテゴリーで代表的なホテルを以下紹介します。
「ラグジュアリー&ライフスタイルコレクション」:
- シックスセンシズ・ホテルズ・リゾーツ・スパ
- インターコンチネンタル・ホテルズ&リゾーツ(InterContinental Hotels & Resorts)
- ホテル・インディゴ
「プレミアムコレクション」:
- クラウンプラザ・ホテルズ&リゾーツ(Crowne Plaza Hotels & Resorts)
「エッセンシャルコレクション」:
- ホリデイ・イン エクスプレス(Holiday Inn Express)
- ホリデイ・イン・ホテルズ&リゾーツ(Holiday Inn Hotels & Resorts)
「スイーツコレクション」:
- Atwellスイーツ
- ホリデイ・イン・クラブ・バケーションズ(Holiday Inn Club Vacations)
インターコンチネンタル・ホテルズ&リゾーツ(InterContinental Hotels & Resorts)やホテル・インディゴの宿泊記はこちらから。
IHGの会員ステータス
今回の本題であるIHGアンバサダーを語る上で、IHGの会員ステータスについて、切っても切り離せないので、まずはここから説明していきます。
IHGには、宿泊数に応じてステータスが次のようにランク付されております。
- クラブエリート
- シルバーエリート
- ゴールドエリート
- プラチナエリート
- ダイヤモンドエリート
このランクに応じて様々な特典を受けることができまして、 この会員制度のことをIHGではIHG one rewardsと言います。詳しくは公式ページをご覧ください。
つまり、IHG one rewardsでは宿泊数に応じてステータスがランクづけされており、ステータスによって受けることができる特典が異なるということをここでは覚えておいてください。
IHGアンバサダーとは?
前置きが長くなりましたが、IHGアンバサダーとはIHGの購入型上級会員資格のことで、以下条件を満たすことでIHGプラチナエリートステータスと同等のランク会員となり、サービスを受けることができます。
IHGアンバサダーになるための条件はこちらです。
・年会費200ドル (2024年10月2日より225ドルへ値上げが決まっております。)
または
・40,000 IHGリワーズクラブポイントの獲得(宿泊などでもらえるポイントです。)
IHGプラチナエリートステータスについては、こちらの記事でまとめておりますので、あわせてご確認ください。 また、IHGアンバサダーになると、IHGプラチナエリート会員と同等ステータスを獲得するとともに以下特典も受けることができます。
- 客室アップグレード保証
- 16:00までのレイトチェックアウト保証
- ウィークエンド無料宿泊
- US20ドルの飲食クレジット
- ミネラルウォーター無料サービス
- 無料インターネット
- アンバサダー専用のチェックインエリア
- 2名宿泊でシングルルームの料金
ただこれらの特典はインターコンチネンタルホテルのみで利用可能で、ホテルインディゴなどのIHG one rewardsに加入のホテル全てで使えるわけではないので注意ください。
IHG one rewardsとIHGアンバサダーの違い
前述の通り、IHG one rewardsは無料で会員登録ができて、宿泊数に応じてステータスレベルが上がっていく会員制度なことに対して、IHGアンバサダーは、年会費200ドル(記事執筆現在)または、40,000IHGリワーズクラブポイントの条件を満たすとなることができる購入型上級会員資格のことです。
IHGアンバサダーになると、プラチナステータスの特典をIHG全てのホテルで受けることができつつ、インターコンチネンタルホテルだけであるものの追加で以下特典(代表的なものだけ抽出しております。)を受けることができます。
- 客室アップグレード保証
- レイトチェックアウト保証
- ウィークエンド無料宿泊
- レストラン&バー利用クレジット
- IHG one rewardsのプラチナエリートステータスと同等ステータスの付与
つまり、IHG one rewardsでプラチナエリートになったとしても、IHGアンバサダー特典は受けることはできませんが、IHGアンバサダーがIHG one rewardsのプラチナエリートステータスの特典を受けることができます。
IHGアンバサダー特典
ここからは、インターコンチネンタルホテルのみで利用可能なIHGアンバサダー特典について紹介していきます。
IHGアンバサダー限定の特典(代表的なもの)には以下があります。
- 客室アップグレード保証
- レイトチェックアウト保証
- ウィークエンド無料宿泊
- レストラン&バー利用クレジット
以下詳細をまとめていきます。
客室アップグレード保証
こちらは空きがあることが前提ですが、部屋のアップグレードを1段階以上してくれる特典となります。今まで利用した際にはアップグレードしてくれましたが、長期連休など需要が集中するタイミングは実施してくれない可能性があるかもしれません。
レイトチェックアウト
こちらも次の日の宿泊者の状況によって変わりますが、チェックアウトの時間を遅らせることができます。
通常10−11時のチェックアウトが基本ですが、14−15時のチェックアウトが可能となり、ゆっくり朝食を食べたり、エグゼクティブラウンジで優雅に過ごす事も可能です。
ウィークエンド宿泊特典
個人的にIHGアンバサダーになったことで一番の恩恵といっても過言ではなく、これがあるからアンバサダーになっていると言っていいと思います。
こちらは、「金土日」「土日月」の2泊をインターコンチネンタルホテルで連泊する場合、2泊目の宿泊が無料になる特典です。つまり1泊分の料金で2泊泊まることができるので、部屋のグレードや利用のタイミングによっては年会費を余裕でペイできます。
ただ、インターコンチネンタルホテルのみでしか利用できないのと、1年間に1回しか利用することができないので注意が必要です。
また、こちらはかなり人気の為、定員に達してしまっていることもあるので、利用の際は早めに予定を立てて利用することをおすすめします。
ウィークエンド宿泊特典の予約は、こちらから予約可能です。
ウィークエンド無料宿泊特典を利用して宿泊したホテルの記事はこちらから参照ください。
レストラン&バー利用クレジット
レストランやバーで利用できるクレジットをもらうことができます。金額は国によって異なりますが、最大20ドル分(日本で利用した時は2000円分でしたが。。。)です。
IHGアンバサダーになる上での注意点
IHGアンバサダーの期間は1年間ですが、これはIHGアンバサダー発行から1年間となります。他のサービスでは、1月1日からや、4月1日から開始するものもありますが、発行日から1年間であることを注意ください。言い換えれば申し込み後すぐ利用可能となります。
また、何度も記載している内容ですが、IHGアンバサダーになることでIHGプラチナエリートステータスが付与されます。プラチナエリートステータスの特典はIHG全てのホテルで受けることができますが、ウィークエンド宿泊特典などのアンバサダーのみの特典については、インターコンチネンタルホテルのみでしか受けることができないので注意してください。
今回説明してて思いましたが、改めてかなりややこしいですよね。。
まとめ
いかがだったでしょうか。 国内だけではなく、世界様々なところにチェーン展開しているホテルで利用できるアンバサダー特典(有料会員)について、プラチナエリート会員との関係性と合わせて説明していきました。
多少の手出しは必要ですが、特段大きなハードルなく、IHGホテルで特典を受けることができるIHGアンバサダーについて少しでも知ることができたでしょうか。
ホテルに宿泊してステータスを上げていくよりも、場合によってはトータルコストを抑えて利用できるのではないかと思っております。プラチナエリートステータスをコストを抑えてお得に取得したいと考えている方にとって需要を満たしていると思うので、ぜひこの機会に検討してみてください。
では、良い旅を!
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