こんにちは、旅ウサギです。
はじめに
今回は約1年前に大阪梅田のグラグリーン大阪にできたキャノピーbyヒルトン大阪梅田に行ってきました。

キャノピーといえばその土地の文化をリスペクトしたデザイナーズホテルでヒルトンブランドの中ではやや高級ラインといった位置付けです。コンセプト通り大阪風なデザインが光るシティホテルでした
ぜひ最後までご覧ください。

宿泊情報
以下宿泊情報となります。
宿泊日 | 2025年3月平日 |
ステータス | ヒルトンダイヤモンド |
価格 | 3万7000円(HPCJ割引で1週間前に予約) |
チェックイン | 15時〜 |
チェックアウト | 〜11時 |
立地・アクセス
キャノピーbyヒルトン大阪が入るグラングリーン大阪北館は阪急梅田駅から徒歩圏内ではありますが、駅直結というわけではなくやや距離があります。インターコンチネンタルホテル大阪が入っているグランフロント大阪内から連絡橋があるため、阪急梅田駅→グランフロント大阪→グラングリーン大阪北館と移動すれば雨に濡れずに移動は可能です。
JR大阪駅からは阪急梅田駅からよりは近いですが、地上移動となるため雨天時は対策が必要そうでしたが、JR大阪駅も最近都市開発が盛んになってきており、大阪に住んでいる友人もまだよくわかっていなさそうでした。
車寄せもないため、タクシーでのドアトゥドアも難しいのではないでしょうか。
エントランス、チェックイン
キャノピーbyヒルトン大阪梅田のフロントは最上階なのでエレベーターでフロントフロアまで上がります。エレベーターを降りるとシーソーと壁面アートがお出迎えしてくれます。右手がレストラン・バー、左手にフロントがあります。

到着が10時ごろと早かったためお部屋の準備ができてなく、アーリーチェックインはできませんでした。ヒルトンオーナーズレーンもありましたが待ち列が1列で並んでいたのであまり意味はなさそうでした。キャノピー大阪にはエグゼクティブラウンジもありませんのでチェックインはフロントのみです。
ダウンライトを一切排除して間接照明のみでフロントとしての明るさをキープしながら作り上げるのは流石ですね。

フロント横には小さな売店もありました。
キャノピーのTシャツ等のお土産がありましたが、デザインは全体的に微妙・・・
デザイナーズホテルなのでもう少しこだわって欲しかったのが正直なところです。
前述の通りエグゼクティブラウンジはないため、ヒルトンゴールド、ダイヤモンドメンバー向けにレストランで利用できるドリンク券(2杯まで)をいただけました。

ルームツアー
キャノピー大阪のルームカテゴリーは次のとおりです。
- キャノピールーム ←予約した部屋
- プレミアムルーム
- ビュールーム
- プレミアムビュールーム
- コーナースイート ←アサインされた部屋
- パノラマスイート
今回3日前の事前アップデートコーナースイートまでアップグレードしていただけました。

このホテルの特徴として客室フロアの4隅全てがコーナースイートとなっており、コーナースイート客室数がそもそも多いようです。ただ、スイートルームに関してはキングベッド仕様のみでツインベッドの設定はありません。スイートへのアップグレードを狙う場合はキングベッドルームでの予約が必要かもしれません。

部屋に入ると右手に洗面・シャワールームがあり奥がリビングエリアです。

奥に窓が設置されているため奥行きも感じられます。
テレビの裏がベッドルームになっているため回遊仕様のスイートルームです。

部屋としては分かれていないですが、この壁によってリビングエリアとの視線を遮ることはできるので考え方次第ですね。
リビングエリアは壁掛けテレビの関係で窓は一面しか見えませんが、天井は折り上げ仕様の間接照明のため昼夜を問わず安定した雰囲気を感じられます。

内装の面白さとして家具だけ見てもウッド、アイアン、レザー、石と異素材をミックスしながらトーンを揃えてまとめている点がデザイナーズだなと感心しました。
賑やかな大阪のイメージにピッタリですね。コンラッドの洗練された雰囲気とはまた違った大阪らしい内装だと感じました。
一方ベッドルームはシンプルな作りです。しかし背面以外の3方向が全て全面窓なので開放感が凄まじいです。日中は大阪の喧騒が感じられ、夜は抜群の夜景を見ることができます。

リビングルームとの差別化ができていて、この作り方悪くないですね。
ミニバーは豊富にありますが、ボトルウォーター、コーヒー、紅茶以外は有料です。ただ氷、水は各フロアにウォーターサーバーがあるので自由に取りに行くことができます。

ハッピーアワー(ゴールデンアワー)
時間 | 16時30分〜18時 |
場所 | ジャジャバー |
オーナーズゴールド、ダイヤモンドメンバーは2ドリンクと日替わりで軽食1品が提供されます。
会場はJajaバーとなっていますがレストランの中の1区画にバーカウンターがあるだけなので座席やスタッフの方はレストランと同じです。
別の方の宿泊記でオリジナルモクテルがマズいと評判だったので怖いもの見たさで頼んでみましたが、不評すぎたせいか変わっていてこの日は普通のモクテルでした。特別美味しくはありませんが不味くもなかったです。

それよりグラスに対して量少なすぎって感じでした(笑)
日替わりの軽食は唐揚げでした。味は想像通りです。爪楊枝しかないのでキャベツはまともに食べれません。

正直これでラウンジの代わりになっているかといえば微妙なところですが、周りにレストランも多いですし、同じビル内にたこ焼き等のテイクアウトができる店も入っているので部屋で楽しむ方が満足度高いと思います。
レストラン
朝食 | 6時30分〜10時30分 |
ランチ | 11時30分〜15時30分 |
ディナー | 17時30分〜21時30分 |
ちなみにバー利用は11時00分〜0時00分(金曜土曜夜は1時まで)利用可能でして、ルームサービスは6時30分〜23時00分となっております。
鉄板をイメージした座席など、インテリアも凝ってますが大阪推しが結構強くやや過剰に感じました。とはいえインバウンドの観光客が多かったのでこのくらいでもいいのかもしれませんね。

ビュッフェは品数もあり、卵料理やデザート、一部ドリンクはテーブルオーダー式でした。


パンやドリンクは品数も多く、朝食としては十分なクオリティです。


スムージーや自分でトッピングをカスタムするヨーグルトやシリアルなどもあり宿泊客を楽しませる遊び心もあります。
高級ラインですがフレンドリーな接客で居心地も良かったです。
その他施設
24時間営業のジムがあります。訪問はしませんでしたがそこそこのクオリティはあるようです。
プール、ラウンジ、軽食の売店はありません。
ただビルの中の上層階に位置するホテルなので、下のフロアにはレストランやコンビニ、近くの建物は美術館やカフェなどがあるため徒歩圏内に十分な施設があります。
最近では近隣に新しく温泉、インプール、屋外プール、マッサージなどを備えたスパ蓮もオープンしたようなので自分の興味があることをチョイスして楽しむことができるので不満はありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は伊丹空港から阪急電車利用でしたので、阪急梅田駅からの遠さがやや気になりました。ただ近隣の施設も充実しているのでホテルにこもって楽しむというより積極的に外に出て新しくなったウメキタ地区を楽しむ方がいいですね。
とはいえ最低限の設備は揃っていますし、ホテル自体が高層階に位置するためどの部屋でも夜景は楽しめると思います。
ホテル価格は平日としては高め感が否めませんが、大阪梅田の中心部ということを踏まえると許容範囲かなという感じです。
よくマリオット系のW大阪と比較されるキャノピーですが、Wはギラギラ、キャノピーはファッショナブルという感じの違いだと感じました。
大阪をガシガシ観光したい人にとってはぜひ検討してみてください。
それでは良い旅を!
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