【最安の方法はこれ】ラスベガスからレンタカーで行くグランドキャニオン徹底解説

観光情報

こんにちは、旅ウサギです。

はじめに

ラスベガスに行ったら是非行ってみたいのがグランドキャニオンですよね。

日帰りツアーはたくさん出ていますが最安の日帰りツアーで一人3万とかするので今回レンタカーをかりていたこともあり日帰り弾丸でグランドキャニオンまで行ってみたのでその様子をレビューしてみます。

グランドキャニオン観光を考えている人の参考になればと思います。

前提条件

最初に前提条件ですが、最低でも2人以上出ないとレンタカーはオススメしません。理由はシンプルにメチャクチャ遠いためです。一人で車で黙々と運転するとなると少し根気が必要となってきます。

グランドキャニオンはいくつかの国立公園に分かれていますが基本的にはサウスビレッジのビジターセンターを目指す人がほとんどで私もそのルートで向かいました。ラスベガス市内からグランドキャニオンビジターセンターまで距離で450キロありまして、これは東京から京都までの距離とほぼ同じ距離になります。

日本で関東の人がドライブがてら、日帰りで京都行こうぜって言い出したら確実にやばい人ですよね笑。これがシンプルに遠いという理由よなります。

ただ、グランドキャニオンへは基本的には荒野の中のハイウェイをひたすら走るので時間だけ見たら片道4時間30分くらいと2人以上で交代で運転できる場合に限ってはそこまで不可能ではなく、途中に点在している店なんかに寄りながら行くと結構楽しいドライブになったりします。

旅ウサギ
旅ウサギ

単純にラスベガスからグランドキャニオンは遠いので、1人で行くというのは金銭面でもお勧めしません。運転が好きであれば、映画でイメージするような道が続いているのでテンションは上がるかもしれませんが。。

今回の旅程

今回はアメリカの運転に特段慣れているわけでもないので、明るいうちに帰ってこようと日程を立てましたが日帰りということもあり結構ギリギリでした。冬はさらに日照時間が少なくなるので難易度はさらに上がると思います。

道中、街灯のようなものはほぼなく夜になるとおそらく真っ暗になります。ラスベガス周辺も大通り以外は暗いところも多く安心のため朝早くに出発して真っ暗になる前には帰ってくる予定を立てるのをオススメします。

そんな中、計画した旅程はこちらです。

種別出発時間到着時間イベント
移動AM6時AM11時ホテル出発→ビジターセンター
観光AM11時PM2時国立公園内を車で観光
移動PM2時PM3時ビジターセンター出発→カーズの街ウィリアムズ
観光PM3時PM3時半カーズの街ウィリアムズ観光
移動PM3時半PM7時ウィリアムズ出発→ラスベガス

実際ほぼこの通りに行ったのでよかったですが、事前のシミュレーションや情報収集は大事だなと感じた点が多かったです。

グランドキャニオンサウスリムの中はトレイルコースも多くどこを一番見たいかで所要時間が変わってきます。 今回は最も有名なマザーポイント(よくパンフレットなどで出ている場所)に行ってみたかったのでそのコースを歩いてみました。時間にしてビジターセンターから往復1時間少しでできます。

その後近辺のビュースポットを車で回ってウィリアムに寄って帰る流れですが日帰りの方はこれ以上予定を入れるのは難しいと思うので参考にしてもらえれば幸いです。次に各工程での詳細な動きについて紹介していきます。

ホテルからビジターセンターまで

前述したようになるべく早くホテルを出発しましょう。(日の出とともに出るのがベストです。)滞在時間を伸ばすためにも時間に余裕がないと運転中焦って危険です。また、ラスベガス市内から出るハイウェイが明るくなると混んでくるのでその点からも早いに越したことはないですね。

途中、キングマンというところでハイウェイを一旦降りるのですがガソリンが満タンで出発しても半分近くなくなっていました。途中にガソリンスタンドもあるのですが一度ハイウェイを降りないといけないためラスベガス市内で満タンにして出発するようにしたましょう。

アメリカのガソリンスタンドはコンビニのようなショップが併設されているので朝食や昼食をここで買ってドライブしながら食べるのもいいと思います。

ラスベガスからグランドキャニオンに向かう際必ず立ち寄る街がキングスマンです。街に入ってすぐ見えるガソリンスタンド群は価格が高めです。

他の方のレビューでは併設のストアでぼったくりにあったというレビューもあったため少し進んだ十字路を曲がった後にあるスタンドで満タンにしてビジターセンターへ向かいましょう。 今はGoogleマップでもガソリンスタンドのレギュラー料金がリアルタイムで見ることができますが、これがが本当に正確な情報でとても重宝しました。

ガス欠するとやばいことになるのでこまめな給油を安い箇所でしながら進むのが大事ですね。

ビジターセンター

グランドキャニオンに到着すると入場ゲート(ビジターセンターゲート)が見えてきます。2023年8月時点で車一台30ドルくらいでした。中に何人乗っていようが一台あたりという計算方法なので簡単です。

なおGoogleマップでラスベガスからグランドキャニオンまで経路を検索すると有料道路という表記がでますがこの有料というのはこのゲートで払う入園料のことを指しているようでした。実際これ以外に有料道路などはなかったのでレンタカーのオプションでのETCなどは不要です。

ビジターセンターに到着したら車を止めセンターを目指しましょう。そこで各トレイルのコース説明などを見ることができます。

国立公園内はバスも走っていますがマザーポイントへはここから歩ける距離なのでぜひ徒歩で向かってみてください。途中には写真スポットがたくさんあるので景色を見ながら歩くとすぐ着いてしまいます。

旅ウサギ
旅ウサギ

今回、教科書などでも載っているような有名な撮影スポットで撮影したのですが、グランドキャニオンのイメージする写真は撮影者が高い機材を活用して天候やタイミングがばっちりな時に取っているんだと知りました。

レストランはグランドキャニオンビレッジというところに行けばありますがビジターセンターには無かったのでビレッジまで行かない人は用意しておく方がいいです。

レンタカーで来た人は園内バスは使用せずに車で移動できるのでさまざまなビュースポット巡りをしてみてください。ただ大体同じような感じなので数カ所で十分です。

また園内は電波が悪い場所が多かったためGoogleマップをオフラインで保存していくなど対策をしていきましょう。

ビジターセンターゲートからウィリアムズまで(ウィリアムズ観光)

基本行きで通った道をを引き返していけば大丈夫です。途中ディズニーピクサー映画カーズのモデルになったウィリアムズという街を通ります。

時間に余裕があればハイウェイを少し降りて寄ってみるといいと思います。小さな街なので何をするということもないのですがカーズのモデルになった車があったりと古いアメリカ田舎町といった雰囲気のある街です。

もともとハイウェイができる前ルート66というシカゴとサンタモニカを結ぶアメリカの幹線の途中にあった街で栄えた過去がありますがハイウェイができ廃れていったようです。

休憩と給油がてら寄って1時間もあれば十分街歩きが楽しめます。

ウィリアムズからラスベガスまで

再び来た道をひたすら戻りましょう。道がひたすらまっすぐで景色も変わらないので朝早くから動いてると眠くなります笑。

途中のスタンドでエナジードリンクなども売っているのでアメリカ限定ドリンクにチャレンジしてみましょう。

道路状況や運転難易度

正直ラスベガス周辺が最も難易度が高いです。車も多いですし何よりハイウェイが交差しているのナビや同行者に案内してもらいレーンチェンジをして向かいましょう。

ちなみにラスベガス付近では左側2車線がカープールレーンという優先車線になっている箇所があります。乗用車だと2名以上で乗車している場合は走行できるので渋滞になっている場合は使用していきましょう。

もう一つ左車線にFASTRAKと書いているレーンがあることがあります。ここはETCのような機械を使用して別料金が必要なので入らないようにしましょう。

上に看板もありますし白線の表記がフリーゾーンと違うのですぐ気づけます。誤って走っているとレンタカー会社経由で別料金が発生してしまいますので注意しましょう。

市内を出てグランドキャニオンに向かう道は基本的に一本道です。

キングスマンで一度ハイウェイを降りて別のハイウェイに乗り換えるのですが混雑しているわけでもないのであまり心配しなくても大丈夫でしょう。ただ一本道のせいか周りの車は尋常じゃない速度で飛ばしています。

日本とは逆で右側が通常レーン左側が追い越しレーンです。通常レーンでも120キロとか普通に出しているので景色等でよそ見をしすぎると重大事故につながりかねないので安全運転が大事ですね。ちなみに追越車線を走ってると160キロとかでてて結構怖いです。

とはいえ悠然な自然を見ながら一本道をひたすら走る経験は日本じゃなかなかできないので景色を楽しみながら運転を楽しんでくださいね。

旅ウサギ
旅ウサギ

よく言えば道が一本道で運転しやすいですが、単調な道なので眠くなったりするので注意は必要です。

持参しておくことをおすすめするもの

  1. サングラス

晴れている日は日差しがとにかく強いです。周りは砂漠地帯で背の高い草木は少なく日陰もないので目が痛くなりやすいので目のケアのためにもサングラスがあると運転しやすいです。

2. 車に取り付け可能なスマホホルダー

エアコン口などにセットしてスマホを使えるホルダーです。ナビは車に特段つけなくてもGoogleマップで問題ないので積極的に使用していきましょう。

車載のナビも使ってみましたが英語で言われても正直よくわからないので使い慣れたGoogleマップがベストだと感じました。

また、アップルカープレイに対応しているレンタカーも多いのでUSB(A端子)ケーブルも持っていくといい思います。積極的に活用していきましょう。

3. 朝食または昼食としても使える非常食

途中で買ってもいいんですが、せっかくなのでラスベガスで美味しいものをテイクアウトして持っていきましょう。

今回私が持参したオススメはアールオブサンドイッチ(Earl of sadwich)という店のサンドイッチです。

サンドイッチいってもサブウェイのようなサンドのアメリカクオリティーなのでボリューム感がすごいです。かつ価格も休めというコスパも備えています。ラスベガス市内に何店舗かあるので当日もしくは前日に購入しておきましょう。

また、基本荒野の中を運転します。

車通りは多いですが万が一途中でパンクなどでトラブルが起きるとレスキューが来るまでかなり時間がかかります。周りに店があるケースはすごい幸運なので1食分くらいは非常食としても持ち込んでおくのがオススメです。

日陰もなくエンジンが止まるとすごい暑さなので夏に行かれる方は水も余裕をもって持っていきたいですね。我々はスーパーで500mlペットボトル24本入りを購入して車に積んで置き定期的に飲んでおりました。

事前に注意すること

まずアメリカの交通ルールはしっかり確認しておきましょう。慣れない右側通行だけでも気を使うので事前に最低限の交通ルールの確認は必須です。

そして時間、ガソリン、トイレなどば余裕を持ちながら移動することが大切です。前述したGoogleマップのガソリンスタンド情報は町の中以外では結構あてになりません。たまに閉店しているのにあたかも開いているような記載をされていたりします。

基本的に数10キロおきにしかスタンドはありませんし給油のために寄ったら改修中で営業していないガソリンスタンドもありました。焦ると事故のリスクも増えるため十分に余裕をもってドライブを楽しみましょう。

また、万が一の事故やパンクをした場合にどこに連絡をするのかレンタカー会社の番号を確認したり、日本でJAFに入っている人は海外でもロードサービスが使えます。その条件や電話番号も確認しておきましょう。

ただですら言語の壁があるので万が一の備えたシミュレーションは何かあった時の冷静な対処につながります。

まとめ

長々と書きましたが今回2人で日帰りしてみてすごく楽しかったです。国際免許を準備したり交通ルールを確認したりと準備は大変ですが大自然の中をひたすら運転して目的に辿り着くとすごい達成感がありました。ラスベガスは夜の街ですが前日はしっかり休み、複数人で運転できる旅行の場合は是非レンタカーを活用してみてください。とても良い経験につながると思います。

それでは良い旅を!

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